山は楽しい、だけじゃない...
暑い日があったりとなかなか秋になりきれない今日この頃ですが、みなさまお元気でしょうか?
10月からりんくうにある大阪公立大学で夜間診療が始まりました。
万が一夜間になにかありましたらこちらへお願いいたします。
https://www.omu.ac.jp/vet/vmc/nightmedical/
さて秋といえばアウトドア!
ということで、近々登山に行く予定なのですが、
安全に楽しむためには準備が必要です。
山は楽しいだけではなく、遭難、ケガ、その他さまざまな危険があります。
ということで今回は山に潜む危険のひとつ、危険生物について調べてみました。
山で出遭う危険生物
1.哺乳類 クマ
サル
イノシシ
彼らは体が大きいだけに出遭ったときの動揺は大きそうですが、遭遇する確率は低そうです。
喋りながら歩く、鈴を鳴らす、などこちらの存在を知らせて遭遇しないようにするのが大切で、
万が一クマに出遭ってしまったら背を向けず静かにあとずさりをするべし、とのことです。
クマにはナタを持参しろという情報もありましたが…。
5-10m噴射できるクマ撃退スプレーなるものもあるようです。
イノシシも同じく静かにあとずさり、だそうです。鋭い牙で突撃されると致命傷とのこと。
サルは目をあわせると威嚇ととらえられて攻撃されるそうです。
うう…こわい。
2.ヘビ
本州で怖いヘビはなんといってもマムシです。
積極的に襲われることはないようですが、茂みに潜んでおり気づかずに近づいてしまうと咬まれる、ということみたいです。
万が一咬まれたら、
●意識がしっかりしていても動かさない。
●咬まれた部分は心臓より下にする。
●咬まれた部分を安静にし、できるだけ動かさない。
●咬まれた側の指輪や腕時計等のアクセサリーははずしておく。
(そのままにしておくと身体が腫れて外せなくなる可能性があります。)
●咬まれた部分を洗浄して滅菌ガーゼで被覆する。
●できるだけ早く医療機関を受診する。 (堺市HPより)
とのこと。
農作業中にマムシに咬まれた方の体験レポートがありましたがかなり大変みたいです↓
3.昆虫など
スズメバチ
マダニ
ヒル
ムカデ
さて皆様、
日本最恐の殺人生物はなにか知っていますでしょうか?
それはハチです。
(参考↓)
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00766/
日本での死亡事故件数はクマが年間大体2件くらい、スズメバチが年間20件くらい。
毒で死ぬというよりはアナフィラキシーショックが死因で、ハチが強いというよりはハチの生活圏が人と近いことが事故の多い要因とのことですが、
にしても怖い。
そういえば学生時代キイロスズメバチに襲われたことがありました。刺されたのがちょうどジーンズの腰のところで生地が分厚い部分だったので助かりましたが、くっついて針をブスブス刺している映像は思い出すと今でも恐ろしいです。
黒いもの×(白いほうがよい)
香水×
騒いだり追い払ったり×
ハチは巣を守ろうとしているだけなので遭遇したら姿勢を低くしてその場から静かに立ち去るべしとのこと。
マダニはSFTSなど怖い伝染病を媒介します。
(詳しくは厚労省HP↓)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html
安易にその辺に座ったりするとヒルやムカデに咬まれる可能性もありそうです。
ということで…
これで完璧!

本日の一曲
”おしえて(アルプスの少女ハイジ主題歌)” 伊集加代子