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長年の謎、ついに


早い梅雨入りで雨が続くことが多い今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか?

獣医師の駒井です。


雨が続いて嫌ですねえというところなんでしょうが、僕は雨が好きなんです。

ザーザーと大降りの雨もいいですが、特に夜に静かに雨が降っていると落ち着きます。

あと、雨が上がった後の穏やかな晴れ間もいいですよね。


そういう感じなので、僕は雨の日ものんびり楽しんでしまうのですが、先日休日に朝から雨が降っていまして、YouTubeをみていたらこんなページが出てきました。



なんか、、みたことあるー!!

当院の診察室と受付の間の壁にずっと飾ってある絵になんとなく似ていました。


下がその絵です↓

全然似てないですか?すみません(笑)。


診察室の奥に入ったことがある方は見られたことがあるかもしれません(見ていても覚えてないとは思いますが)。


この絵、診察待ちのカルテが並んでいるところにあるので、診察室が空くのを待っている間などによく目にはしていたのですが、何年か前のある日、


突然吉田先生が、


”この絵、どうなってんの?”


とおっしゃいまして、何も考えずに絵をみたことしかなかった僕はなんのことかわからず”??”だったのですが、


ヨ ”これ何?”




コ ”え? 花…ですかね?”


ヨ ”店?”


コ ”店…ですかね?でも、なんか地面から浮いてるみたいですね、なんでしょうよくわかんないですね…”


ヨ ”そうやなあ…”




その後診察室が空きそこで会話は終わり、それ以来とくに話題にはなることはなかったのですが、僕の中ではみればみるほどよくわからない不思議な絵になってしまっていました。


花みたいなものの奥も川みたいにはみえますが、橋の下が全部青いのも変(橋の下全部水ってこと?)、人が歩いてるところも道があるようでないような、とにかくなんか全部変にみえて、みるたびモヤモヤしていたので、この際と思い調べてみました。


いろいろ調べた結果、次のことがわかりました。


・この絵はパリの風景を描いている

・左奥に見える建物はノートルダム大聖堂

・左にあるのはセーヌ川

・橋はおそらくサン=ミシェル橋


(参考画像1)ノートルダム大聖堂


(参考画像2)サン=ミシェル橋




早速Google Mapでみてみました。(本当世の中便利になったものです)





現在はこんな感じのようです。


もちろん時代が変わって車が走っていたり風景も大きく変わっていますが、ベースの建物などはそれとわかるものが残っていて、歴史を感じることができました。

さすがヨーロッパです。


一番の謎であった店みたいなのは緑のものがならんでいて、たまたま絵を売っている店も写っています。

本当に店として使われているようですね。


あーすっきりしました。何年越しなんだか…。


なんかでももうちょっとうまく描いてくれたらこんなに何年もモヤモヤせずに済んだかもな、と素人ながらにぼんやり思ったのでした。




本日の一曲

”雨のウェンズデイ” 大瀧詠一














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