大家族
こんにちは。
獣医師の駒井です。
ついにフィラリアシーズンが終わりました。スタッフの皆様お疲れさまでした。
この時期は1年で最も動物病院が混むので、たくさんご迷惑をおかけしているのではと思います。
少しでも混雑の緩和になればということで当院に予約システムを導入してから、早2年半ほどが過ぎました。
スタッフもようやく予約システムに慣れてきたようで以前よりもうまく使えるようになってきたように感じますが、予約が全て埋まっている日も珍しくなく、
予約がいっぱいで取れなかったり、取り方がわからず飛び込みで来られた方が予約から溢れてしまい、結局長くお待たせしてしまう場面が多々みられました。
申し訳なく思いつつもそのあたりは予約システムの限界となってしまいます…。
フィラリアシーズンがひと段落して今後そういった日は減っていくと思いますが、もしまたそのような状況があれば、緊急でない方は別日の予約が取れる日に受診日を変更していただくのもひとつの方法かと思います。
ご理解・ご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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話は変わりますが、先日うちの子供(7歳)が朝計算機を探しておりまして、なにをするのかと思ったら紙にこんなことを書いておりました↓

ぜんいんでなんびきなの?と書いてあります。
どうやら家にいる生き物たちを数えているようです。
さて何匹でしょうか?
一緒に数えてみてください。


写真にはうっすらカブトムシの幼虫の背中がみえています。
哀愁があります。
間もなくサナギになるころでしょうか。
それはそうと、『12ぴき』って…。子供って面白いですね。


これは家の敷地内の柑橘系の樹木にいたアゲハチョウの元幼虫現サナギです。
さすがアゲハ、サナギも結構大きいです。
孵化する日が楽しみです。
また『ぴき』になっていますが、『いっぴき』なのでこれは正解。


1,2年前に夏祭りの屋台で子供がとってきた金魚です。
相方はお亡くなりになってしまいましたが、ひとりになっても頑張って少しずつ育っています。
意外にハングリーな性格で先日は餌を頬張りすぎてのどに詰まらせていました。
なぜかここから単位が突然なくなりました。脈絡のなさもまた子供らしいです。


金魚だけでは寂しいので、ということで買ってきたのがこちらのエビです。
ヤマトヌマエビという種類です。
こちらは淡水では繁殖はしないそうです。
当初幅を利かせていましたが、最近は金魚のハングリーさにやや押され気味です。


上のエビとよく似ていますが、メダカの水槽にいるこちらのエビはやや小さめのミナミヌマエビという種類で、こちらは淡水で繁殖も可能で勝手にどんどん増えるそうです。
これから増えることに期待です。


そして問題のメダカです(問題の詳細は後ほど)。
個人的には一番愛着があります。



たにし!正確には石巻貝という貝です。
あまり動いていないようにみえますが、水槽に入れたら壁面に生えていた苔があっという間になくなりました。
すごすぎる…!
ただ、苔がなくなってきれいになった後は何を食べているのか、何かを食べれているのか、心配…。
よくみると数の下に書いてある通し番号。6が2つあるのもご愛嬌。


家の庭から突如拉致された不憫な人たち。
どうやら頑張って巣作りをしている様子です。
ところでありの文字の右側にある『つ』ってなんでしょうか?
ありっ?7つ?それともクエスチョンマーク?
物事に意味を求めること自体無意味なのです。

そして答えは…
”33匹”
でした(計算間違っているのもご愛嬌です)。
本当の本当はエビがあと2と、ヒトが4と猫が1なので、合わせてなんと40でした!
我が家はいつまにか大所帯になっていました。
実はこのうちメダカとミナミヌマエビとカブトムシの幼虫たちは、岸和田市のI動物病院のT先生から譲り受けたものなのでした。
ところが、譲り受けて飼い始めてから1ヶ月ほど経ったある日を境に、メダカとエビたちがバタバタと死んでしまいました。
謎の大量死に焦りましたが、T先生にご指導いただき水を半分ほど入れ替えた所、なんとか一旦事態は収束しました。
ただ結局エビもほとんど死ぬしメダカは別容器に緊急避難させた1匹を除き全滅してしまいました…。
T先生すみません…。
相手が専門外の魚類とはいえ、獣医の端くれとして無知で恥ずかしい話なのですが、どうやら水を替えずにしばらく飼っていると排泄物などにより水が汚れて死ぬことがあるとのこと。
思い返せば、大量死事件が起こる前の10日間ほど、とにかくよく餌をあげていたのと、狭い水槽にメダカ8匹とエビ20匹くらい?密集状態で飼っていたので、水質悪化はそのせいではと思いました。
メダカは丈夫なイメージがあったのでショックでしたが、エビだけの水槽があまりに物足りなく、最近新しくメダカを購入し、今の数となりました。
今度こそなんとか死なせずに育てていきたいです。
ちなみにカブトムシの幼虫たちは全員元気いっぱいです!
全員成虫となって出てきたら怖いことになりそうですが…。
ところで、
まだ先だと油断していましたが、早いもので本日吉田先生がアメリカへと旅立っていきました。
”死んでも悔いはないと言っていた、と皆に伝えてくれ!”
と言い残していきました。
どうぞ十分に気をつけて、そして存分に楽しんできて下さい!!
本日の一曲(懐かしいです。本文とは全く関係ないですが、久しぶりに聴くとよいですね!)
"destiny/My Little Lover"
駒井